中古のiPad mini 第5世代は安い。軽い作業しかしないなら、これで足りるんじゃないか。そう思って買った。
裏に回していたClaudeのタブに戻る。返事はもう来ているはずなのに、始まったのは読み込み直し。Claudeの返事より先に、iPadの返事を待っていた。
体感で10秒以上、ひどいときは30秒くらい。タブを1つ戻るだけで、30秒。その30秒のあいだに、「安物買いの銭失い」という言葉を思い出した。
ただ、前に出しているアプリは、ちゃんとサクサク動く。使える・使えないは、使い方で分かれた。中古の5で、Claudeのタブを4つとAnkiのアプリを開いて記事を書いた、その記録を残しておく。
「軽い作業なら5でいける」と思って、中古の第5世代を買った
買う前は、軽い作業しかしないし、5でいけると思っていた。SafariでClaudeを4つくらいのタブで開いて、記事を書く。同時にAnkiのアプリも開く。ゲームも、重い処理もしない。
6や7とも迷ったけど、それくらいの使い方ならと、値段の差で5にした。買ったのはAmazonの「整備済み品」。整備された中古品で、最低180日の返品保証が付くそうだ。
第5世代が出たのは2019年。第6世代が2021年、いま売っているiPad mini(A17 Pro。第7世代にあたる)が2024年だから、5は2世代前になる。
しかも、2026年9月に出たiPadOS 27では、対応する機種から外れた。第5世代は、iPadOS 26が最後になる。

実は前にも、同じ第5世代を持っていた。使い道が分からなくなって、手放した。だから今回は、使い道を先に決めて買い直した。記事を書くための、2画面だ。
前に出している1つは、ちゃんとサクサク動く
前はiPhoneを2台、バイクに付けていた。2画面にして記事を書こうとしていたけど、自由すぎて、気づくと遊んでいる。
iPadなら、画面の左右に記事に関係するものだけを並べられる。その不自由さで、記事だけに向かえるんじゃないかと考えた。
実際、スマホ2台のときより遊ばずに作業に向かえた。作業効率は、めちゃくちゃ上がった。本当に最高だった。
文字はほとんど音声入力。iPad miniもバイクに付けて、外で使う。ネットは、楽天モバイルのSIMが入ったスマホのテザリングだ。
届いたときはiPadOS 18だったと思う。何も考えずに26に上げたら、画面の動きや見た目に戸惑った。それが、何が変わったのか分からないまま、気づけば慣れていた。慣れてしまえば、26のほうが使いやすい。
今まさに使っているアプリは、ちゃんとサクサク動く。前に出している分には、困らない。

いろんな大きさで、複数のアプリを並べられる。調べてみたら、この新しいウインドウの仕組みは、iPadOS 26に対応する全部のiPadで使えるそうだ。便利だな、と思った。このときは、まだ。
裏に回したタブに戻ると、10〜30秒待たされる
使い方は、たぶんかなり軽い部類だ。それでも、もたつく。重くなるのは、裏に回したものだ。
別のタブに切り替えると読み込み直し。裏に回したClaudeの返事を見に戻ると、待たされる。体感で10秒以上。ひどいときは、30秒くらい待つ。

裏のタブに戻るたび、iPadが一から思い出している。
アプリが真っ黒になることもある。前は待てば戻ることもあったけど、今は待っても治らない。アプリを再起動するしかない。
音声入力も、マイクを押してまったく反応しないことがある。話している途中で止まることもある。ほかにも、何もしていないのに、タップが効くまで数秒かかることがある。スクショ用のAssistiveTouchのボタンが消えて、設定でオフとオンをやり直したこともあった。

調べてみたら、第5世代のメモリは3GBとされている。第6世代は4GB、A17 Proは8GB。読み込み直しは、メモリの少なさのせいなんじゃないかと思っている。
「軽い作業しかしない」は、「軽い作業しかさせてもらえない」だった。
機械に合わせて、使い方のほうを削るようになった
iPadOS 26で、せっかく並べられるようになった。なのに、もさもさするから、そんなに並べなくなった。並べられるようになって、並べなくなった。
Claudeのタブも、4つから2つくらいに減らした。気づけば「このアプリは使わないでおこう」と考えている。

機械に合わせて、使い方のほうを削っている。それでは意味がないんじゃないか?
再起動すれば、ある程度は回復する。タブやアプリを減らせば、使える場面は増える。でも、それでいいのか。

本当は、タブもアプリもどんどん開いて、裏に控えさせておきたい。使いたいときに、さくっと前に出てきてほしい。
仕事にClaudeを使っている。作業を投げてから返事が来るまで、長いと30分くらいかかる。だから、待ち時間はもともと余っている。読み込みの待ちを足すと1日でけっこうな時間になる気はするけど、痛いのはそこじゃない。
もさもさするせいで、アプリを絞る。タブを絞る。同時に回せる作業が減って、作業効率も作業の量も、やっぱり減る。最新のiPadなら、アプリもタブも今の5倍くらい開ける気がする。・・・まだ想像だけど。
中古のiPad mini 第5世代が向く使い方、向かない使い方
同じように中古の5を見ている人に聞かれたら、たぶんこう答える。
前に出した1つで足りる使い方なら、5で困らない。記事を書く、Ankiをめくる。1つずつ前に出して使う分には、サクサクだった。音声入力で文字を打って、テザリングで外で使うのも、ふつうにできた。
裏に控えさせておきたい使い方なら、待たされる。Claudeに作業を投げて、別のタブで次のことをして、返事を見に戻る。この行ったり来たりが、1回ごとに10〜30秒。アプリが真っ黒になって、再起動することもある。

僕の使い方は、後者だった。「軽い作業」のつもりが、5にとっては「裏にたくさん置いておく作業」だった。
安く買ったつもりが、「安物買いの銭失い」になっている気がする。最初から7に、せめて中古の6にしておけばよかった。
7を買うか、新型を待つか
実は、7に買い替えようかと思い始めている。欲しいのは、Wi-Fiモデルの128GB。下取りに出すなら、早いほうがいい気がしている。メルカリで売ればもっと高いんだろうけど、出品してやりとりする心の余裕も時間の余裕もない。
そういえば、新しいiPad miniが出るという話をちらっと聞いた。調べてみたら、有機ELの新型が10月下旬から11月ごろに出る、という噂があるらしい。正式な発表は、まだ無いみたいだ。

新型が大きく値上がりするなら、結局7を買うかもしれない。5をもう少し使い倒すかもしれない。銭を失ったかどうかは、新型の値段が決める。
お金のことを考えると、まだ決められない。少なくとも新型が出るまでは、5で粘る。タブは、2つくらいのまま。
「最高」と書いた日の僕に、一言だけ返しておく。「それ、前に出してる1つだけの話な」。
安物買いの銭失い・・・かもしれない。言い切るのは、5を使い倒してからにする。
追記(2026年10月10日):重かったのは、SafariのClaudeのタブかもしれない

その後、今はなぜか、ある程度サクサク使えている。SafariでClaudeのタブを開くのは、軽いものだと思っていた。でも、たぶんそれが激重な気がする。
タブを開きまくらなければ、けっこう大丈夫っぽい。アプリのほうは、ほかのアプリをいくつか開いても大丈夫だった。あくまで、僕の使い方の場合は、だけど。
気になって、少し調べてみた。iPadは、メモリが足りなくなると、裏に回したWebページをいったん捨てて、戻ったときに読み込み直すことがあるらしい。Safariが、メモリを使いすぎたページを読み込み直した、という報告もあった。
しかもClaudeは、ブラウザで開くとかなり重くなるらしい。パソコンのブラウザ向けに、Claudeを軽くする拡張機能まで出ていて、その説明には、長いやりとりだとブラウザのメモリを2〜4GB以上使うことがある、と書いてあった。第5世代のメモリは3GBとされているから、Claudeのタブを何個も裏に置けば、足りなくなっても不思議じゃない。
重かったのは、iPadの古さだけじゃなかったのかもしれない。SafariでClaudeのタブを何個も裏に置く使い方が、3GBには重かったんだと思う。

