フードデリバリーの配達員をやっている人なら、スマホを2台持ちしている人も多いと思う。自分もそうだったし、今でもそう。
でも「スマホ2台持ち」でのフードデリバリー配達は注意が必要。ただただ便利ヤンという訳にはいかない面がある。
充電切れや予期せぬスマホトラブルが怖い
スマホ2台持ちをする1つの理由は「充電切れ」や「予期せぬトラブルが怖い」というものだと思う。フードデリバリーを1日10時間やろうと思ったら、モバイルバッテリーでの充電は必ず必要になる。
ただ、やってみると分かるけど、夏はそう簡単に行かないのがフードデリバリー。真夏の太陽の下にあるスマホにはトラブルがつきもの。スマホの温度が上昇し、充電ができないことがたまにある。多分スマホの安全機能みたいなものが働いているんだと思う。
あとは雨の日も充電しにくい。充電ケーブルgの差し込み口が濡れると、充電のスタートを警告する画面が表示される。
そのほか、予期せぬスマホトラブルで、スマホ自体がフリーズしてしまう可能性もある。スマホホルダーからスマホを落としてしまったとか。手から滑り落ちたとかで壊れることがあるかもしれない。
そんなときに、オファーを受諾中だったらどうする?と考えるとゾッとする。
それらを解決するのが「スマホの2台持ち」だ。充電はバッグの中でして、使うスマホは交代にすれば快適。夏でも雨でも関係なくなる。予期せぬスマホトラブルにも対応できる。2つ一気に壊れうことはないだろう。
スマホ2台持ちの配達員が気をつけないとヤバいこと
・・・と基本メリットだらけのスマホ2台持ちなんだけど、実は全部をくつがえしてしまうような「気をつけるべきこと」がある。
それは「フードデリバリー会社に登録した電話番号以外のSIMカードが入ったスマホだと、お客様との通話ができない」ということ。
これは会社によって違うかも知れないし、今は変わった可能性もあるけど、自分の場合は2023年(2022年末かも)にUberをやっているときにそうなった。
登録した電話番号と違うサブスマホを使って稼働していたときのこと。稼働自体は問題ないんだけど、お客様と電話することがあったとき、電話をしたら、Uberからのエラーメッセージが自動音声で流れた。内容は「登録した電話番号と違うので通話できません」みたいなことだったと思う。
ホテルのロビーでの待ち合わせだったんだけど、お客様は電話をかけつつロビーまで降りてきてくれたので、「あ、繋がらない!」と思った10秒後にはお客様と会うことができたので、一応ことなきを得た。直後、サブスマホでのウバオフをやめた。
お客様と電話することになるのはレアケースだけど、週に1回や2回はある。その度に電話が繋がらないのは、大問題。規約的にも問題あるかも知れない。
とは言えスマホは2台あった方が安心
とは言えやはり、トラブルに備えてスマホ2台はあった方が安心。スマホが急に使えなくなったとか、そういうときの緊急用としてサブスマホはあった方がいいと思う。
受諾したオファーを放置して1時間2時間経つことを想像したらゾッとする。電話が使えないと分かって以降サブスマホで配達はしていないんだけど、もしものときの「そのときのオファーだけのために」一応サブスマホは持ってる。
正確には配達用のスマホとプライベート用のスマホで分けてる感じ。そのほうが、配達中にLINEとかが表示されなくて集中できるというメリットもある。自分に合ったフードデリバリーのやり方を見つけよう。