昨日(2024/02/05)は雪だった。前もって出ていた天気予報通りの雪。配達員として初めての雪を経験したので、そのまとめを書いてみる。
今回の雪装備
今回、雪だからと言って特別な用意はしていなくて、すべて雨のときと一緒。キャノピーは屋根があるので、そもそも晴れのときとも、そんなに変わらない。
- 足はワークマンのケベックネオ
- フードはしっかり深く、限界まで被る(冷たい風対策。首元から入る風で寒くなるので)
- 重ね着して防寒(ユニクロ超極暖、ワークマンイージスなど)
- 防寒防水のハンドルカバーに、さらにビニール袋を被せる(防水だけど結局水がしみてくる)
雪での配達は雨同様にキツい
今回の雪は、東京としてはまあまあ降った方だと思う。少し積もった程度だけど、それでも東京としては降った方。一度の冬で1〜2回くらいしか雪は降らないと思うし。
正直「雨より雪のほうが楽っしょ。余裕っしょ」とか思ってたんだけど、全然そんなことはなかった。雨もキツいけど雪もキツい。
キャノピーは降雪でこうなる
キャノピーは屋根とフロントガラスがあるので前面からの雪は余裕と思ってたんだけど、雪が降り続けると上の写真みたいになる。
ワイパーの稼働範囲のみが視界になるので、かなり視界は狭い。前のめりになって運転しないと危ない。
そしてサイドミラーにも雪がつくんだけど、サイドミラーにはワイパーがないので、どんどん見えなくなっていく。
雪をとりのぞくためのに、家の窓の結露をとるのに使うやつを用意した方がいいなと思った。手で払うのはやめた方がいい。冷たさで手が動かなくなるから。
あと、キャノピーは前からの雪には対応できるけど、当然横からの雪には対応できない。雪は横かぜで顔にピタピタきがち。
寒さも限界を超えるとグリップヒーターがあっても厳しい
自分は元々、手がすごく冷えやすい。一瞬でかじかむ。一緒にいる人に聞いても、三倍くらいの速度で一瞬でかじかむ。
そんな自分だけど、グリップヒーターのおかげで今までの冬稼働は乗り越えることができた。でも昨日の雪では無理だった。
グリップヒーターを握っているときはいいけれど、ドロップ、ピックの間の少しの時間で、一瞬でかじかむ。正直これが一番きつかった。
雪の日はハイリスクハイリターン
雪の日の稼働は、雪の日だけにしかない大変なことが多い。それをクリアするための装備もいろいろ考えられるけど、危険は完全には除去できない。
昨日の大雪で、ウォルトは14時くらい、出前館は20時くらいに営業を停止した。つまり配達員も稼働停止。ウーバーはずっと営業してたので、爆鳴りの超高単価だったみたいなんだけど、ハイリスクハイリターン。
東京の場合、一年に一度あるかないかの積もるほどの雪に備えた装備をしておくべきなのかは、分からない。自分はもう雪の日はやめようと思った。
着地した足がズルっと滑ることもあったり、危険が多かった。なにより手の寒さが限界を超えていた。